古本買取を関西でしてもらう

「またも負けたか8連隊、それでは勲章9連隊」という言葉がありまして、これは、関西の兵隊は理屈と銭勘定ばかりで弱いという評価をざれ歌にしたものです。ちなみに8連隊は大阪、9連隊は京都ですね。
これは戦史や戦記に興味ある人なら、良く知られていることなんですね。
とにかく、関西(要するに都市部)の兵隊は弱く、東北、九州の兵隊は精強であるという話は色々なところで出てきます。
ところが、これに異を唱える人も多くいて、戦記作家の伊藤桂一氏も「兵隊たちの陸軍史」で反論していますね。
文庫本なんかですと、また買えばいいかなという感じで、結構すぐ古本買取に出してしまうので、引用しようとしたときに手元にないということが結構あったりします。
この本も以前は所有していたのですが、つい去年の十月くらいに関西で古本買取に出してしまったので、今は手元にはないのですね。
データとしても保存してなかったです。とりあえず、伊藤氏の主張を、記憶を元に書いてみます。
そもそも、上からの命令で、右を向けといって、我慢強く右を向き続ける兵隊を強いというなら、関西の兵隊は弱いかもしれない。
ただ、無駄なことはしない、合理的であるという面からいけば、学歴の高いものが多かった関西の兵は優秀ではなかったかという話ですね。実際に、兵の教育水準の平均が、部隊の戦闘力の強弱に相関があるという話は、結構昔から言われていました。
日本の場合、不合理な蛮勇をもって、精強であると肯定する文化があったので、関西兵の合理性はちょっと異質だったのかもしれません。

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このページは、cloud-webが2010年9月 2日 19:28に書いたブログ記事です。

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